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人前で話す力 “パブリックスピーキング”

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタント
佐野芳己(サノヨシキ)です。

今日は、
「人前で話す力」
についてお話します。

「一人起業に大切な5つのこと」は

●起業家マインド
●マーケティング
●セールス
●コピーライティング
●パブリックスピーキング

でしたが、
覚えてますか?

今日は、つまり最後の
パブリックスピーキングについて
ということですね。

パブリックスピーキング、
呼んで字のごとく、

「公衆(みんな)の前で話す」
とうことになります。

ある程度の人数の人の前で話す、
ですね。

これは、

コーチやコンサルタントの方であれば、
セミナーをしないといけないし、
(セミナーをしないと、
見込み客と出会えず、契約にいたらないので)

サロン系の人であれば、
体験会やお茶会、交流会などを開くと思いますし、

スクール経営の人も
学校説明会や体験会、見学会をやりますので、

いずれにしても、
「人前で話す力」は必要になります。

佐野が最初にセミナーをしたのは、
2011年の3月、
「初心者のためのFacebookセミナー」
でした。

2時間のセミナーでしたが、

初めての時は、
時間配分がわからず
どんなスピードでやっていけばいいのか、
五里霧中の状態です。

ですが、これは、
慣れれば大丈夫です。

慣れると、
1時間なら、この位の分量が話せて、
スピードはこの位、

2時間なら、このくらい・・・

と予想がつくようになります。

まず、
慣れてください。

これも、
コピーライティングと同じで
数稽古です。

場数を踏んでください。
それで、
1点大切なことを話ますね。

それは、
セミナーや説明会で
————————————–
「ノウハウなどの
説明・解説だけしていてはいけない」
————————————–
ということです。

どういうことかと言うと、
——————————-
「感情を揺さぶる箇所を作る」
——————————-
ということです。

具体的にいうと
●なぜ、この仕事をしているのか
●なぜ、サロンやスクールを開業するにいたったか
●なぜ、今このセミナー・説明会をおこなっているか
などのバックグランド、

つまり自分の物語
「マイストーリー」を語って
聞いてる人の感情に話かけます。

聞いてる人を
共感・感動させてください。

自分の苦労や挫折話、
そしてそれを乗り越えた話、

また
この事業にかける熱い想い
こんな人や社会に貢献したいという想い
などなど。

ちょっと
思い出してみてください。

いいセミナー、講演は
絶対に「お涙ちょうだいシーン」が
盛り込まれているはずです。
(ちょっと言葉悪いですけど)

いい情報・ノウハウ・技術は
もちろんのこと、

それに「共感・感動」できる
「マイストーリー」を語る。

これが、
仕事の取れる話し方です。

心理学・脳科学でも
人は時間軸を持った話に
心とらわれることがわかっています。
これまで、
セミナー、説明会、講演で
かなりいいことを話しているつもりなのに、

なぜか、
契約率・入学率が低いと思う人は、

「マイストーリーで感動させる」
というところが
欠けてたんですね。

ぜひ、
聴衆の心を
揺さぶってみてください。

揺さぶれるように
練習してください。

そういえば、
オバマ大統領もうまいですね。
聴衆の心を揺さぶるの。

それでは、
今日は、この辺にいたします。

また、次回^^

上海・研修旅行(その2)「歴史的視点」の重要性


上海・豫園

(写真は上海の豫園)

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタントの
佐野芳己(サノヨシキ)です。

昨日、無事
上海から帰国しました。

台風の影響を受けずに
飛行機が飛んでよかったです。

みなさんは
大丈夫でしたか?

さて、

この連休は、
上海の研修旅行に
出かけていたわけですが、

非常に濃密で意味のある時間を
過ごさせていただきました。

大阪在住の元グラフィックデザイナーで、
現在コンサルタントの中野貴史さんと

上海在住で上海トヨタの阪本敦さんの
合同企画によるセミナーでした。

3泊4日のうち、
観光は1日だけで、
3日も会議室でセミナーの企画です(笑)

で、
今回の研修旅行のテーマは、
「国際人としての自立」です。

母国日本を離れ、

今の日本と自分を
●縦掘り
●横堀り
●深堀り
するという内容です。

縦堀りとは、
時間軸で全体を見て
考察を深めること、

横堀りは、
地理的な軸、世界的視野で全体を見て
考察を深めること、

深堀りは、
総合的に全体を見て
考察を深めること。

今回、
特に大きな気づきとなったのは、

最初の縦掘り、

つまり
時間軸でものを見る、
「歴史的視点」の重要性です。

佐野は、
元々海外に行くのが好きで

今年も
3月にタイのバンコク、
6月にカンボジアのプノンペンに行っていて、

国際的な視点、
物事を外から見るということは、
ある程度身についていると思うんですが、

時間軸、
特に500年、1000年単位でモノを見る習慣
あまり無かったです。

今後、
出来るだけ取り入れて、
習慣化していきたいと思います。

ちょっと抽象的だと思うので、
例を上げて
具体的に説明してみますね。

みなさんご存知のように、
日本は、今、
経済が停滞している時期ですよね。

それは、
言われなくても、
実感していると思います。

これは時間軸、
歴史的視点で見ていくと
その意味がわかります。

日本の歴史は、
スカートの長い短い、
ネクタイの幅の広い細いという
流行の移り変わりのように、

「閉じた時代」と「開かれた時代」が
繰り返します。

遣唐使や遣隋使を派遣して
中国から文化を取り入れた
開かれた時代。

荘園制度で
土地に農民をしばりつけた
平安時代という貴族が支配した
閉じた時代。

神戸に港を作り
貿易を活発化させようとした
平清盛の目指した、
開かれた時代。

従来型の
農業ベースの社会を目指した
源氏の閉じた時代。

楽市・楽座で
経済を活発化させようとした
織田信長の開かれた時代。

鎖国をして260年も続いた
江戸時代という長い閉じた時代・・・
今の時代は、
もちろん、開かれた時代。

アジアの安いモノが押し寄せ
デフレが進行、

TPPなど国を開かないと
どうにもならない所に
追いやられていますね。

国を開くから大変なんだけど、
開かないと経済がなりたたなくて
もっと大変になりますね。
日本は農耕民族なので、
基本的に
一カ所にとどまり、
毎年同じことをするのが得意。

日本は、
閉じた時代の方が
繁栄することがわかっています。

でも、
歴史に学び、
開いた時代にどんな成功事例があるのか
見てみるのもいいですね。

自分の人生も
時間軸で追いかけ、

閉じた時代と開かれた時代
いい時と悪い時を見て、
総括してみましょう。

何か気づきがあると思いますよ。

そして、

開かれた時代の
「新しい日本人像」
「新しい自分像」を
少し考えてみるのもいい機会ですね。

それでは、
今日は、この辺で。

また次回^^