リレーショナルキャピタル」カテゴリーアーカイブ

サロンもスクールも企業も、ビジネスマッチングを

こんにちは!

サロン経営者・セラピストのための
スクール開業・集客コンサルタントの
佐野芳己(サノヨシキ)です。

先日、鳥居祐一さんの
「リレーショナルキャピタル・セミナー」に参加しました。


ところで、
「リレーショナルキャピタル」って何?
って感じですよね。

直訳すると、
リレーショナルは、「関係の」、
キャピタルは「資本」ですから、
「関係の資本」、

つまり、
「信用・信頼を融通しあうこと」
いわゆる
コラボジョイント(ジョイントベンチャー)
ビジネスマッチングのことを言っています。

もともと、
世界No.1マーケッターの
ジェイ・エイブラハムの3日間70万円のセミナーが
先月日本で開催され

それを鳥居さんが受けて、
2時間でみんなにお伝えする
というセミナーでした。

昔から、
ジェイ・エイブラハムはジョイント、
他の人やお店、会社と組んで仕事をすることの重要性を説いています。

自分の弱みを補完できたり、
自分の強みをさらに増強できたり、

自分またはパートナーの休眠資産や
無駄になっていることを
新しい形で活用できたりするからですね。

そして、
速攻で結果が出る方法だからです。

有名な例では、
クレジットカード会社です。

毎月、カードの使用明細書を送る、
どうせいつも送るのだから、
そこに広告をいれたらどうかということで
結構広告が入ってますね。

明細書だけでなく、
小冊子のようなものがあって、
そこに広告が。

普通のカードの他、
ゴールドカードや、
ブラックカードなど

そのランクに応じたリストに
広告が出せるわけですから、

広告が出したい会社にとってはいいですね。

クレジットカード会社と広告主の
ビジネスマッチングですね。

自分のお店やスクールについても
いろいろとイメージしてみましょう。
できたら、書き出してみるといいですね。

●自分のお店やスクールの強みは何か?
●どんなパートナーと組みたいか?
●自社の強み・商品・サービス・カリキュラムを増強させるパートナーは誰か?
●自社の休眠資産や無駄になっていることは何か?
●その自社の休眠資産や無駄を活用できるパートナーは誰か?
●自社の商品サービス・カリキュラムを販売してくれる代理店・営業マンは誰か?
●自社の集客を手伝うと相手が得するような人や会社は誰か?

・・・

自分のお店やスクールのプラス要因とマイナス要因、
他の人やお店・会社のプラス要因とマイナス要因を
アウトプットしてみましょう。

すると、意外なところに
組める相手がいるかもしれませんよ。

灯台もと暗し、
だったりします(笑)

常日頃から
「ビジネスマッチングをイメージする」、
このイメージ力を
高めておきたいですね。

サロンもスクールも
他力を活用する、です。


それでは、
今日はこの辺で。

佐野芳己

p.s.
鳥居さん、いいセミナー
ありがとうございました。

自宅料理教室でも、ビジネス思考

こんにちは。

サロン経営者・セラピストのための
スクール開業・集客支援コンサルタントの
佐野芳己(サノヨシキ)です。

今日は、
サロンと言っても施術系の方ではなく、

料理教室をやっている方からのご相談を
ご紹介しますね。

その方をAさんとします。

50代の女性で、
薬膳を生徒に教えています。

特に、若い人の
きちんとした食べ物を食べていない現状を憂い

若い20代~30代の女性をメインに
薬膳を教えています。

「健康的で美しい女性になれる薬膳」が
テーマです。

つねに
真面目に教えていられるのですが、

「生徒があまり集まらない、集客できない」、

あるいは、

「なかなかずっと続かない」

という悩みがありました。

よくよく聞いてみると、
2つの原因がわかりました。

まず一つ目は、
想いがありすぎて
薬膳のかなり難しいこと、
上級のことも伝えているようでした。

初心者に教える場合、
はじめから本格的なことを教えたい
という気持ちも分かりますが、

やはり、やさしいところから、
とっつきやすいところから
始める必要がありますね。

あと、もう一つは、
Aさんが美的なことに弱いということでした。

やはり、
健康的で美しい女性になりたいと思う
若い女性にアピールするには、
お洒落さは必須。

若い女性に
きちんと栄養価のある食事をして欲しい
というのはわかるけど、

やっぱり、
美的にアピールしないと。

自分の想いは大切ですが、
受け取る方のニーズを考慮しないと
薬膳通の人しか集まりませんよね。

薬膳大好き!という通な人を集めるのであれば
それでもいいんです。

でも、
初歩的な若い女性に薬膳の良さを
知って欲しいのであれば、

料理の見た目のお洒落さも
大切な要素ですね。

しかし、
Aさんは、薬膳の料理の作り方や
素材の良さの見極め方などは知り尽くしているのですが、

キレイな器を用意したり、
ランチョンマットと合わせてコーディネートしたり、
この料理には、この器と合わせたりすることが
苦手でした。

そこで、
そういうことが得意な人、
テーブルコーディネーターと
ジョイントすることを勧めました。

俗に、
ジョイントベンチャー(JV)とか、
コラボレーション(コラボ)とか
呼ばれているものですね。

それで、

自分の苦手なところは
誰か他の人にやってもらう。

なんでも自分一人でやろうとしない。

個人事業主とか、
独立起業というせいなのか、
みんななぜか一人でやろうとします。

個人事業主、成功の秘訣は
「一人でやらない、チームでやる!」
と、私はいつも言っています。

肝に命じてくださいね。

Aさんは、
テーブルコーディネーターと組むことで
仕事がすごくスムーズになり、

生徒にとっても、
見た目きれいで、栄養価にも優れた
薬膳料理を習えることになり、
一挙両得となりました。

一人でできることから考えるのではなく、
顧客のニーズから考えること。

顧客のニーズを一人で埋められないのなら、
2人、3人とチームでサービスを作ること。

料理教室も、ビジネス。
それが、仮に自宅の料理教室であってもビジネスです。

ビジネスの基本は、いつも同じです。

基本は大切にしたいですね。

それでは、
今日はこの辺で。