セールス(営業)」カテゴリーアーカイブ

セールス、クロージングは得意ですか?

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタント
佐野芳己(サノヨシキ)です。

さて、
前々回は、起業家マインド、
前回はマーケティングをお伝えしましたので、

今日は、3番目の
セールスについてです。

起業したての人だと
お客さんからお金を取れない
と言う人がいます。

いわゆる「お金のブレーキ」が
かかっている状態です。

また、
コーチ・コンサルの人や、
スクール経営をしている人は、

どんなにマーケティングがうまくいっても
最後は対面での契約となるので、
セールスの力が必要となります。

最後のセールスを
「クロージング」
と言ったりしますね。

ところで、
なぜみんなセールスを
苦手と思うんでしょう。

佐野は2つの原因があると
思っています。

●商品に対する若干の自信の無さ
●セールスに対する勘違い

まず、
一つ目ですが、

自分の商品に
絶対的自信を持てていない時

やはり
お客さんに自分の商品を
おすすめできません。

一人で事業をやっていると
商品開発も一人なので、

これでいいのかな?

と少し自分自身が
疑問に思っていたりして、

その不安が相手に
写ったりします。

なので、

ここは、どう考えても
この商品は売れなきゃおかしい
というところまで

自分が自信を持てる状態に
してください。

「ビジネスは問題解決」なので、

相手の問題、
何に悩み、何を欲しているのか、
ここをきちんと押さえれば、

絶対的に売れる商品が作れます。

売れないとすると、
見込み客の問題解決になっていない、
ポイントのずれた商品ということです。

まず、
売れる商品にする、
自分が自信を持って売れる商品にする
ということが重要です。

ひとりで客観的に見えないのであれば、
ビジネスパートナーとジョイントしたり、
コンサルタントを雇って
強力な商品にしましょう。
次に、
商品がきちんとしていても
2番目の理由で
ためらったりします。

いわゆる
セールスに対する苦手意識です。

佐野もそうだったので
わかるのですが、
セールスに対する勘違いがあります。

「セールスは売り込み」
と認識しているので、

自分は売り込みできない・・・
と思ってしまうんですね。

セールスは、
相手がいらないと思っているのに
売り込むことと思っていませんか?

それが間違い、
思い込みです。

セールスは
相手が必要としていることやモノを
その人の目の前に差し出し
提案して上げることです。

相手が病気な時、
その病気には
この薬が効きますよ、と
相手の目の前にその薬を差し出してあげます。

これがセールスです。

相手がいらないと言っているものを
無理矢理売り込むのではありません。

必要としている人に
必要としているモノを
差し出すこと。

これが素直にできるようになると
モノは売れていきます。

優秀なセールスマンは、
相手が何に困っているのか、
何を必要としているのか、
きちんと聞き出します。

その上で、必要なものを
提案するので、
売れていきます。

売れないセールスマンは
相手のことはお構い無しに
自分の商品や自分の会社を
一方的に話して売り込もうとします。

売れるセールスマンと
売れないセールスマンの違いは
わかりましたね。

それで、

私達が日常的に出会う
セールスマンのほとんどが
売れないセールスマンなので、

いつの間にか
売れないセールスマンのイメージが
頭に定着してしまうんですね。

セールスとは
必要としてる人に
必要としている商品を
差し出すこと。

困っている人の救済です。

セールスに対するイメージは
変わりましたか?

それでは、
今日はこの辺にして、
また、次回^^

 

「プライジング」、営業・クロージングに成功するコツ

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタントの
佐野芳己(サノヨシキ)です。

今日は、
「プライジング」について
お伝えします。

実は、この「プライジング」って言葉は
あまり普及している言葉では
ありません。

以前にもご紹介した
本「シリコンバレーの交渉術」
に出てくる言葉です。

営業・クロージングに関して
すごくいい本です。

——————————
シリコンバレーの交渉術
~YESを引き出す〈売り込み〉の脳科学~
オーレン・クラフ(著)

ダイレクト出版 3990円(税込)

http://urx.nu/52zg
——————————

※ダイレクト出版は、一般の出版社とは違い、
顧客がネットで申し込むと、
宅配便で顧客にダイレクトにお届けする
ネット通販型の出版社です。

シリコンバレーの交渉術_表紙

この本の中で
「プライジング」とは、
自分の価値を高める方法として
出てきます。

プライジングとは、
金賞(Gold Prize)の
「賞」にあたるPrizeの
ing型ですね。

前回、お話した「Tアップ」が
第3者によって価値をあげる手法
であるのに対し、

「プライジング」は
自分で自分の価値を高める方法です。

具体的に言うと、

—————————–———————————–
「数に限りがあります。」
—————————————————————–
「期限は今週末までになります。」
—————————————————————–
「本気の方しかお申し込みできないです。」
—————————————————————–
「こちらもパートナーとして、
見極めさせていただき、
両者の相互理解があった上でのご契約となります。」
—————————————————————–

など、

いつでも誰でも買えるわけではない、
ということを強調することで、

こちらの価値が高いことを
示します。

通常、営業の局面では、
営業マンはペコペコするのが当たり前と
思っているのが、

そうではなく、
いつでも誰でも買えるわけではないと
言われることで、

商品や
商品を提供している側の価値が高く、

むしろ、
買いたくなってくるという
心理作戦です。

本の中でオーレン・クラフは、
顧客より下に見られるポジションを
β(ベータ)ポジション、

顧客より上に見られるポジションを
α(アルファ)ポジションと呼んでいますが、

これはつまり、
βポジションは、業者ポジション、

αポジションは、先生ポジションですね。

たとえば、
大きな会社に訪問に行った時、
受付で「少々お待ちください」といって
待たされたりします。

すでにこの時、
βポジション(業者ポジション)です。

面談の途中で
「プライジング」して、
こちらの価値を高め、

αポジション(先生ポジション)にしないと
いけないですね。

第三者による「Tアップ」、
自分で自分を高める「プライジング」
両方うまく使って、

高い先生ポジションを
取ってくださいね。

——————————
シリコンバレーの交渉術
~YESを引き出す〈売り込み〉の脳科学~
オーレン・クラフ(著)

ダイレクト出版 3990円(税込)

http://urx.nu/52zg
——————————
それでは、今日はこの辺で。
また次回です^^

佐野芳己

 

営業のコツは、「先生ポジション」

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタントの
佐野芳己(サノヨシキ)です。

今日は、
「先生ポジション」について
です。

このブログを読んでいる方は、

エステや整体などの施術家、
スクール事業をされている方
または
コーチ、コンサルタント、
カウンセラーやセミナー講師、

が多いと思います。

ひっくるめて言うと、
「先生」と呼ばれる仕事の人ですね。

ある領域で
高い専門性ある知識と経験があり、

それを顧客に対して、
提供する人ですね。

普段、
先生と呼ばれていない人も
ビジネスをする際は、

————————————————-
先生ポジションを取らないといけないんだ
————————————————-
と、認識してください。

先生ポジションをとらないと、

つまり、
あまりお客さんにへりくだると
業者ポジションになってしまいます。

業者ポジションになると
———————————-
お客さんが偉くて、業者は下
———————————-
という関係性になってしまいます。

せっかく高い専門性があるのに、
です。

なので、
先生ポジションを取って
——————————————
先生が上で、お客さん(生徒)が下
——————————————
という関係性を作ってください。

(とはいえ、上というのは、
威張るという意味ではないので
ご注意を)

保険の営業マンが
保険を売り込まずに、

保険に詳しい先生、コンサルタント
というポジションを取ったら
保険が売れ始めたというのは、
有名な話です。
ところで、
人気のある先生って
どんな先生でしょう?

自分の学校時代のことを
思い出してみましょう。

佐野は
こう考えています。

小学校~高校のときは
————————————
やさしくて面白い先生。
でも、自分のために時にきちんと
しかったり指導してくれる先生。
————————————

大学
————————————
高い専門知識で憧れる存在。
でも、時折、茶目っ気や
面白いところがある。
————————————

つまり、
「親しみ」や「面白い」といったソフトな面と

「高い専門性」「厳しさ」「威厳」など
ハードな面、

この2つのバランスがとれている
先生ですね。

普段から
親しみやすくソフトな人は、
時折ハードな面、「強さ」を見せる、

少し取っ付きにくいとか
強面の人は、
時折、茶目っ気やジョークなど
ソフトな面を見せる。

これ、
異性にモテる方法と
同じですね(笑)

それでは、
人気のある、モテる
自分独自の「先生ポジション」を
築きましょう。

それでは、
今日はこの辺で。

また次回です^^

 

追伸:

今月の東京イタメシ・ランチ会は
来週9月17日(火)です。

今回なぜか男性の申し込みが先攻していますので、
女性のみなさまのお気軽な参加お待ちしています。

詳細・お申し込みは
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9月17日(火)
東京イタメシ・ランチ交流会
~起業家マッチング&シェア~
「目黒のミシュラン一つ星★イタリアンでランチ会」
⇒ http://www.reservestock.jp/events/20719
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