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上海・研修旅行(その2)「歴史的視点」の重要性


上海・豫園

(写真は上海の豫園)

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタントの
佐野芳己(サノヨシキ)です。

昨日、無事
上海から帰国しました。

台風の影響を受けずに
飛行機が飛んでよかったです。

みなさんは
大丈夫でしたか?

さて、

この連休は、
上海の研修旅行に
出かけていたわけですが、

非常に濃密で意味のある時間を
過ごさせていただきました。

大阪在住の元グラフィックデザイナーで、
現在コンサルタントの中野貴史さんと

上海在住で上海トヨタの阪本敦さんの
合同企画によるセミナーでした。

3泊4日のうち、
観光は1日だけで、
3日も会議室でセミナーの企画です(笑)

で、
今回の研修旅行のテーマは、
「国際人としての自立」です。

母国日本を離れ、

今の日本と自分を
●縦掘り
●横堀り
●深堀り
するという内容です。

縦堀りとは、
時間軸で全体を見て
考察を深めること、

横堀りは、
地理的な軸、世界的視野で全体を見て
考察を深めること、

深堀りは、
総合的に全体を見て
考察を深めること。

今回、
特に大きな気づきとなったのは、

最初の縦掘り、

つまり
時間軸でものを見る、
「歴史的視点」の重要性です。

佐野は、
元々海外に行くのが好きで

今年も
3月にタイのバンコク、
6月にカンボジアのプノンペンに行っていて、

国際的な視点、
物事を外から見るということは、
ある程度身についていると思うんですが、

時間軸、
特に500年、1000年単位でモノを見る習慣
あまり無かったです。

今後、
出来るだけ取り入れて、
習慣化していきたいと思います。

ちょっと抽象的だと思うので、
例を上げて
具体的に説明してみますね。

みなさんご存知のように、
日本は、今、
経済が停滞している時期ですよね。

それは、
言われなくても、
実感していると思います。

これは時間軸、
歴史的視点で見ていくと
その意味がわかります。

日本の歴史は、
スカートの長い短い、
ネクタイの幅の広い細いという
流行の移り変わりのように、

「閉じた時代」と「開かれた時代」が
繰り返します。

遣唐使や遣隋使を派遣して
中国から文化を取り入れた
開かれた時代。

荘園制度で
土地に農民をしばりつけた
平安時代という貴族が支配した
閉じた時代。

神戸に港を作り
貿易を活発化させようとした
平清盛の目指した、
開かれた時代。

従来型の
農業ベースの社会を目指した
源氏の閉じた時代。

楽市・楽座で
経済を活発化させようとした
織田信長の開かれた時代。

鎖国をして260年も続いた
江戸時代という長い閉じた時代・・・
今の時代は、
もちろん、開かれた時代。

アジアの安いモノが押し寄せ
デフレが進行、

TPPなど国を開かないと
どうにもならない所に
追いやられていますね。

国を開くから大変なんだけど、
開かないと経済がなりたたなくて
もっと大変になりますね。
日本は農耕民族なので、
基本的に
一カ所にとどまり、
毎年同じことをするのが得意。

日本は、
閉じた時代の方が
繁栄することがわかっています。

でも、
歴史に学び、
開いた時代にどんな成功事例があるのか
見てみるのもいいですね。

自分の人生も
時間軸で追いかけ、

閉じた時代と開かれた時代
いい時と悪い時を見て、
総括してみましょう。

何か気づきがあると思いますよ。

そして、

開かれた時代の
「新しい日本人像」
「新しい自分像」を
少し考えてみるのもいい機会ですね。

それでは、
今日は、この辺で。

また次回^^

カンボジアがビジネス・投資にチャンスな理由

こんにちは!

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客コンサルタント
佐野芳己(サノヨシキ)です。

2回にわたって、
カンボジアのビジネスレポートを
続けてきましたが、

ここで、
そもそもなぜカンボジアなのか、

カンボジアは、
ビジネスや投資になぜいいのか
についてお伝えしますね。

プノンペン1

プノンペン2

(写真は、プノンペンの様子ですが、都心部はタイと変わらないほど発達しています)

まず、
カンボジアへ行くとわかるのですが、
入国ビザが要ります。

その際に
観光かビジネスか聞かれます。

「そんなの当たり前じゃないの?」
と思うかもしれませんが、

事前ではなく、入国のその場で
ビザがビジネスを選べる国というのは
めったにありません。

もし、無職の日本人がいて、
ビジネスビザを取得すれば、
カンボジアに入国してすぐに
ビジネス・仕事ができてしまうというわけです。

また、
現地通貨はリエルですが、
アメリカドルも流通しています。

街中のレストランやタクシーなど
ドルで支払えます。

銀行も
アメリカドル建ての預金ができて、

ドル建ての定期預金は
1年で4%台の利息です。

5年定期なら7%台です。

日本の銀行に預けても
0.何%なので
カンボジアに預金するのもいいですね。

カンボジアの銀行口座を開くには、
カンボジアに行く必要がありますが、
ビジネスビザを取って、
ホテルの住所さえあれば可能です。

現地通貨のリエルだと心配だけど、
アメリカドルなら安心ですね。

他の国でも使えるし。
ネガティブ要因というとは、

———————————–
●国民が1400万人と少ない

●工業が未発達で
 現地で歯車や半導体といった
 部品を調達するのが難しい
———————————–
ですね。

工場を建設するなら
ゼロからできる体制を
整えないといけないですね。

お店を数店舗作るならいいですが、
チェーン店などの展開は、
人口が少ない分、
うまみは少ないかもしれません。

しかし、
他の国と違ってカンボジアは
サービス業に対する規制が緩いので
ビジネスの展開がしやすいです。

普通は、
工場などお金のかかるもの
大規模に雇用の機会の増えるものを誘致して

サービス業など資本のかからないもの
つまり国への投資額が低いもの、
国民の労働の機会を奪う可能性のあるものは
排除するんですけどね。

それだけ、
カンボジア政府は
自国に外国からビジネスを引き込みたい、
外貨を獲得したいということですね。

資源がなかったり、
国民が少ないといったデメリット以上の
メリットを用意しないと
外国からきてくれないですからね。

では、最後にメリットをまとめますね。

———————————–
●アメリカドルが流通している

●アメリカドルで銀行に預金ができる

●銀行口座を開くのは容易

●しかも高利息(ドル建て定期預金で4~8%)

●ビジネスビザの取得が容易

●ビジネスの規制、
 特にサービス業に対する規制が
 他の東南アジアの国に比べて緩い

●世界遺産「アンコール・ワット」があるので、
 外国人観光客がやってくる
 (これも忘れてはいけないですね)
———————————–

シンガポールとは、また別の戦略で
外貨をカンボジアに集める戦略を展開してますね。

それでは、また次回^^

カンボジアのサロンビジネス

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタント
佐野芳己(サノヨシキ)です。

今回は、カンボジアで
実際にサロンに行ってみましたので、
レポートしますね。

まず、訪れたのは、
カンボジアの首都プノンペン中心地にある
「美・サロン」。

美サロン外

美サロン中

このサロンは、
ケムラさんというカンボジア人女性が経営者ですが、

彼女は、ネイルを日本で学んだ後
母国カンボジアに戻って起業しました。

とても奇麗なお店ですね。

ケムラさんは、日本のテレビ番組
「情熱大陸」に出演したそうです。

僕は、見てなかったので
あいにく知らないんですが・・・

ともかく
記念に写真を撮ってもらいました(笑)

ケラン

それで、
今回のカンボジアへのビジネス視察は、
女性3人、男性3人の計6人で行ったんですが、
女性陣が彼女の店でネイルをしました。

その間、
我々男性陣は、数百メートル先にある
みなさんおすすめの「アンコール・スパ」へ。

こちらは、
マッサージ店です。

お店の雰囲気も
高級なアジアンテイストで
いい感じです。

ダウンタウンのガサツさとは
無縁です。

マッサージを終えた後、
お茶をいただきました。

アンコールスパ

マッサージの値段は1時間で8ドル、
約800円でした。

全体的に
従来のカンボジアのイメージをかけ離れて
やはりサロンもおしゃれでした。

でも、
少し厳しめな目で見ると、

マッサージの仕方や、
顧客の誘導の仕方など、
サービス面における洗練さでは
やはり日本が上を行きます。

日本のサービスの品質、
「おもてなし」は最高ですね。

だから、日本がいい
という短絡的なことではなくて

カンボジアに来て
そういうサービスの品質の高い店は
需要があるし、勝ち残れる。

外国人とカンボジア人富裕層の
マーケットがありますからね。

また、カンボジア人に教えると
彼らはまじめなので、
一生懸命習得し、
世界の富裕層にも重宝がられるでしょう。

東南アジアへ進出して
稼ぐことが、
現地の経済を発展させることにも寄与し、
日本人も潤う。

まだまだ、
ビジネスチャンスだらけですよ。

それでは、
今日はこの辺で^^

p.s.
次回、
なぜ、カンボジアでのビジネスがいいのか、
その辺りをレポートしたいと思います。