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ドバイのNo.1戦略

こんにちは。

自宅サロン・個人サロンなど
サロン経営者・セラピストのための

スクール開業・集客支援コンサルタント
佐野芳己(サノヨシキ)です。

ドバイから帰って
数日がたちちました。

帰って来て見てみると
日本で見るものすべてが
「ザ・普通」に見えます(笑)

自分の基準が
上がったのかもしれません。

スケールが大きく、
絢爛豪華な中にいましたからね。

それが当たり前になった。
体験って、大事ですね^^

それでは、
今日の本題です。

ドバイに行って
いろいろ観察するうちに
気がついたことがあります。

僕らのような個人や小さな会社が
ビジネスをする上でも
とても大切な考え方なので、
シェアしますね。

ドバイには
いろいろ言及することはありますが、
基本戦略としては2つあります。

まず、一つ目が、
「No.1戦略」と呼ばれているものです。

ドバイには、

「世界一高いタワー」
「世界一広いショッピングモール」
「世界一の高さのホテル」
「世界一大きい水族館」
「世界一の高さの噴水」
「世界一の数の○○」

と世界一だらけです。

「世界一」を意識しています。

ブルジュハリファ

ブルジュハリファから夜景

(世界一の高さを誇るタワー、ブルジュハリファと、124階の展望台からの眺め)

これは、
小さな会社が大企業に勝つための
「ランチェスター戦略」という戦略があり
本が何冊も出ていますが、

その中に出てくる基本的な考え方で、
「No.1戦略」というものです。

小さな会社は、
どんな小さな領域、地域、カテゴリーでもいいので、
No.1となるようにすること。

つまり、
日本で一番売れているのが
ある大企業としても、

ある街では
ちいさな会社の自社の商品が一番売れている、
というようなことです。

または、
総合店としては、
大きなA社が一番だけど、

ある小さなカテゴリー、
専門店としては、
うちが一番というものです。

No.1の領域を作って、
それを少しずつ
隣りの領域、隣りの領域と
広い領域に広げて行くのが基本です。

そうやって、
オセロゲームの駒が
ひとつずつ変わって行くように
展開していきます。

小さなドバイは、
世界から人を呼ぶために、
彼らは、「世界一」にこだわった。

一番でないと
埋没するからですね。

世界一の高さのタワーの隣りに、
世界一広くて店舗数のあるショッピングセンター。
その前で
世界一高い噴水の噴水ショーが見られる・・・

ビジネスを始める時、
最初から、「No.1」になれるものを意識して
始める、ってことですね。

これが、
ランチェスター戦略の神髄です。

みんなと同じようなものを始めて、
頑張っていればそのうち
上位にいけるだろう、
と考えるのは、従業員の発想。

「出世」の発想です。

優れた経営者は、
そう考えない。

いきなり、
No.1に降り立つ。

経営者は、
「上から下に」の思考です。

従業員は、
「下から上に」の思考です。

これ、すごく重要。

論点が増えるので、
2つ目のことは、次回にお話ししますね。

ぜひ、自分が何でNo.1を取れるのか、
考えてみてくださいね。

それができたら、
あなたは優れた経営者。

それでは、また次回^^

佐野芳己(サノヨシキ)

で、どう告知PRしていけばいいの?

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタント
佐野芳己(サノヨシキ)です。

昨日は、
広告宣伝のルール、
「AIDMA(アイドマ)とAISAS(アイサス)」
についてお伝えしました。

今日は、それをふまえて、

我々は、
どうやって自分や自分の商品を
告知PRしていけばいいのかについて
お伝えします。

AIDMA(アイドマ)が
インターネットが出現する前にあったルール、

AISAS(アイサス)が
インターネット出現後にでてきたルールだと
昨日言いました。

おさらいすると、

AIDMA(アイドマ)は、
————————————————-
Attention(注意):注意を引く、注目を集める
 ↓
Interest(興味):興味がわく
 ↓
Desire(欲望):欲しくなる
 ↓
Memory(記憶):記憶する
 ↓
Action(行動):(そのうち)購入する
————————————————-

AISAS(アイサス)は、
————————————————-
Attention(注意):注意を引く、注目を集める
 ↓
Interest(興味):興味がわく
 ↓
Search(検索):検索する(調べて比較検討する)
 ↓
Action(行動):(すぐ)購入する
 ↓
Share(シェア):シェアする
————————————————-
でしたね。

では、
インターネットが出現した今、
ルールはAISAS(アイサス)だけになったかというと
そうではありません。

従来のように
記憶にとどめる場合、
つまりブランド広告、ブランディングには、
AIDMA(アイドマ)

ネットで
すぐに資料請求してくれたり、
すぐに商品を買ってくれたりするもの、
つまり通販型広告は
AISAS(アイサス)です。

我々のような
コーチ・コンサルタントといった個人ビジネスや
小さなサロン、スクールで言うと、

ブログやFacebookは
すぐに何かを売る場所ではなく
自分を知ってもらうブランディングの場なので、

AIDMA(アイドマ)
「記憶に残す」のが目的。

商品・サービスを売るためのページである
ホームページ、ランディングページは
AISAS(アイサス)
「すぐに結果を出す」のが目的。

広告には、
—————————–
●記憶に残すことが目的の
 ブランド広告的なアプローチ
—————————–

—————————–
●すぐに結果を出すことが目的の
 通販広告的アプローチ
—————————–
の2種類があることを
覚えておいてください。

大企業でこれをうまく
切り分けて広告活動している会社が
あります。

それは、
ユニクロです。

テレビや店頭、
ポスター、カタログでは
かっこ良くお洒落に表現して、
(イメージ重視/ブランド型)

新聞チラシでは、
ごちゃごちゃさせて
セールや値段などの文字が飛び散り
きちんとチラシになってます。
(結果重視/通販型)

今一度
見直してみてください。

気づきがあると思います。

それで、
自分のことも見直してみます。

自分や自分の商品を
記憶に残すブランディングしたい時と、
すぐに売りたい通販型の時と。

ブログ、Facebookは
ブランディング型/AIDMA(アイドマ)、

ホームページ、ランディングページは、
通販型/AISAS(アイサス)

メルマガは、
通常ブランディング、
時にセールス(通販型)です。

常に「目的」を意識して
TPO(時と場所と場合)によって
伝え方を変えることも
大切ですね。

それでは、また
明日^^

(号外)「半沢直樹・最終回」を考える

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタントの
佐野芳己(サノヨシキ)です。

22日(土)、
半沢直樹の最終回でしたね。

平均視聴率が30%を超え、
前回の瞬間視聴率は40%を超えたので、
テレビ離れが叫ばれている中、
驚異的な社会現象ですね。

それで、
昨日、番組は終わりました。

番組としては面白かったものの、

最終的には、大和田常務が降格、
半沢が出向になってしまったので、

消化不良・不満足になった人も
多いかと思います。

Twitterでも、
そんなツイートが多かったですね。

でも、続きを予感させる
終わり方でしたね。

そもそも、私は
「半沢直樹は痛快時代劇である」
と思っています。

時代が今になっただけの
時代劇。

水戸黄門、桃太郎侍、遠山の金さん・・・

「そちも悪じゃのう」で有名な
悪代官と悪商人がつるんでいて、

正義の味方が
悪事をあばき、制裁する。

みんな気分がスッキリ、
カタルシス(浄化)を味わえる。

日常的な鬱屈から解放されて
開放的な快感が得られる。

スッキリ。

しかし、
最終回の最後では、
カタルシスがなく、
消化不良・不満が残った。

これが、
続きを感じさせる予感でも
あります。

ネットで見てみると、

半沢直樹の原作、
「オレたちバブル入行組」
「オレたち花のバブル組」
の続きで

「ロスジェネの逆襲」

ロスジェネの逆襲

ロスジェネの逆襲

ていうのがありますね。

半沢が証券会社で活躍する姿が
描かれている模様です。

続きは
番組化するでしょうね。
やはり^^

それで、最終回は、
盛り上がる演出で
最後まで駆け抜けるように
見てしまったけど、

終わって
頭を冷やして考えると、
いろんなことを思ってしまいますね。

大和田常務は
本来、懲戒免職でもおかしくないところを
降格だけで済んだ。

なんで?
と思うけど

でも、
考えてみれば、

金融庁の検査が入っている銀行で
常務が突然懲戒免職されれば、
当然何かがあったとされ、
不正が外に出てしまう。

大企業は人事異動も
新聞に出ますしね。

頭取は、
単に大和田を温情したのではなく、
銀行の存続を考えてのことでしょう。

大和田を助ければ、
彼はもう頭取に逆らうことはできないし。

そして、
半沢は出向にされましたが、

次世代を担う経営陣は
なるべくいろんな部署での経験をさせた方がいい
というのが鉄則だから、

出向がすぐさま左遷とは限らない。

やはり、奥が深い・・・

Facebookでも
続きもドラマ化するはずだとか、
先に映画化だとか、
盛り上がっていますね。

いずれにせよ、
儲る金脈をTBSは見つけましたね。
このテレビ不遇時代に。

でも更に、
番組をクールに見ていくと、

半沢は、
大和田をもっと弾劾するなら、
ジャーナリストか警察・検察になった方が
いいんじゃないの?

とか、

半沢ほどの実力があるなら、
そんな腐った銀行にいるより
転職・起業した方が

彼のためにも、
社会のためにもいい、

とか

考えてしまいますね。

Facebookでの
私の友人の書き込みで、
——————————-
半沢直樹さんは
大企業の重役より、
ベンチャー育成の投資会社の社長さんが
あっているような気がします。
——————————-
というのもありました。

こうなると
出向先の証券会社も

新しいベンチャー企業を上場させたり、
ファンド化する事業に携わったりと、
まんざら悪いわけではないと
思いますね。

ビジネスがテーマだけに、
本当に議論の絶えない
半沢直樹でした。

続きは、
ドラマか?映画か?

それとも
先に本を読むか?

それでは、
また次回^^

 

追伸
半沢直樹は、
————————————–
「物事は多面的に
いろんな角度から見ないと
真実は見えてこない」
————————————–
という本当にいい教材ですね。