こんにちは。
サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための
スクール開業・集客支援コンサルタント
佐野芳己(サノヨシキ)です。
先日、
86歳の現役コンサルタントの方に
お会いしました。
いやぁ、びっくり、
その元気さ
パワフル&エキサイティング、
物腰も柔らかいし、
経験から来る言葉は、
含蓄があって重たいし、
偉大な大先輩に会えて
光栄でした。
コンサルティング以外にも
ビジネスをいくつも展開されて、
佐野の師匠の一人になりそうです。
出会いに感謝です。
さて、今日は、
広告宣伝のルール、
「AIDMA(アイドマ)とAISAS(アイサス)」について
お伝えします。
ちょっと聞き慣れない言葉
かもしれないですが、
この2つは、
広告業界の言葉です。
AIDMA(アイドマ)が
インターネットが出現する前のルール、
AISAS(アイサス)が
インターネット出現後のルールです。
これは、2つとも
5つの言葉の頭文字を取っていて、
AIDMA(アイドマ)は、
————————————————-
Attention(注意):注意を引く、注目を集める
↓
Interest(興味):興味がわく
↓
Desire(欲望):欲しくなる
↓
Memory(記憶):記憶する
↓
Action(行動):購入する
————————————————-
流れを見れば、
解説する必要もないぐらいかと思いますが、
少し補足しておくと
インターネット以前の
テレビや新聞、雑誌、ラジオといった広告は、
購入してもらうために、
記憶させることを目的にしていました。
購入する時に
「あ、これCMでやってたな・・」
とか
「駅で大きなポスター、貼ってあったな・・」
と思い出してもらうためです。
購入時に
選択肢の一つとして思い出してもらい、
その際に競合他社よりも
より良く、より強く印象に残っていたいわけです。
だから、みんな
インパクトのある
キャッチコピーやビジュアルを使い、
訴求していたんですね。
それで、一方、
インターネット登場後の
AISAS(アイサス)の方ですが、
————————————————-
Attention(注意):注意を引く、注目を集める
↓
Interest(興味):興味がわく
↓
Search(検索):検索する
↓
Action(行動):購入する
↓
Share(シェア):シェアする
————————————————-
となります。
後ろの3文字が変わってますね。
AIDMAの
「Desire(欲望):欲しくなる」
「Memory(記憶):記憶する」
が消えて、
「Search(検索):検索する」
「Share(シェア):シェアする」
が追加になっています。
インターネットが出て来て、
検索して、調べ、
いろいろなモノを内容・価格等、比較検討して
購入を決定するようになりました。
購入後も
ここが良かった、ここが良くなかった等、
ブログに書いたり、
TwitterやFacebookに書き込んだりするので、
広告主側は、自分の都合で
商品や自社を飾り立てて見せることは
出来なくなりました。
消費者主権の時代
と言われるゆえんです。
もう一点変わったのは、
Webでは、
消費者がモノを買うまでの時間が
短いということです。
ネットショップなどでは、
商品の存在を知ってから、
すぐに購入したりします。
なので、
Webでの買い物では特に
—————————-
商品やサービス、会社名を
「記憶」させる必要がない
—————————-
です。
私も
ネットショップで買い物をして
荷物が届いてから、
商品名や会社名を知ったりすることも
しばしばです。
場合によっては、
段ボールも捨ててしまって
商品名や会社名を記憶することなく
知らないままというモノもありますね。
さあ、今日は、
「AIDMA(アイドマ)とAISAS(アイサス)」
についてお伝えしました。
明日、
では、我々は今後どうすればいいかについて
もう少し、解説を続けますね。
それでは、また、明日。