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(号外)「半沢直樹・最終回」を考える

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタントの
佐野芳己(サノヨシキ)です。

22日(土)、
半沢直樹の最終回でしたね。

平均視聴率が30%を超え、
前回の瞬間視聴率は40%を超えたので、
テレビ離れが叫ばれている中、
驚異的な社会現象ですね。

それで、
昨日、番組は終わりました。

番組としては面白かったものの、

最終的には、大和田常務が降格、
半沢が出向になってしまったので、

消化不良・不満足になった人も
多いかと思います。

Twitterでも、
そんなツイートが多かったですね。

でも、続きを予感させる
終わり方でしたね。

そもそも、私は
「半沢直樹は痛快時代劇である」
と思っています。

時代が今になっただけの
時代劇。

水戸黄門、桃太郎侍、遠山の金さん・・・

「そちも悪じゃのう」で有名な
悪代官と悪商人がつるんでいて、

正義の味方が
悪事をあばき、制裁する。

みんな気分がスッキリ、
カタルシス(浄化)を味わえる。

日常的な鬱屈から解放されて
開放的な快感が得られる。

スッキリ。

しかし、
最終回の最後では、
カタルシスがなく、
消化不良・不満が残った。

これが、
続きを感じさせる予感でも
あります。

ネットで見てみると、

半沢直樹の原作、
「オレたちバブル入行組」
「オレたち花のバブル組」
の続きで

「ロスジェネの逆襲」

ロスジェネの逆襲

ロスジェネの逆襲

ていうのがありますね。

半沢が証券会社で活躍する姿が
描かれている模様です。

続きは
番組化するでしょうね。
やはり^^

それで、最終回は、
盛り上がる演出で
最後まで駆け抜けるように
見てしまったけど、

終わって
頭を冷やして考えると、
いろんなことを思ってしまいますね。

大和田常務は
本来、懲戒免職でもおかしくないところを
降格だけで済んだ。

なんで?
と思うけど

でも、
考えてみれば、

金融庁の検査が入っている銀行で
常務が突然懲戒免職されれば、
当然何かがあったとされ、
不正が外に出てしまう。

大企業は人事異動も
新聞に出ますしね。

頭取は、
単に大和田を温情したのではなく、
銀行の存続を考えてのことでしょう。

大和田を助ければ、
彼はもう頭取に逆らうことはできないし。

そして、
半沢は出向にされましたが、

次世代を担う経営陣は
なるべくいろんな部署での経験をさせた方がいい
というのが鉄則だから、

出向がすぐさま左遷とは限らない。

やはり、奥が深い・・・

Facebookでも
続きもドラマ化するはずだとか、
先に映画化だとか、
盛り上がっていますね。

いずれにせよ、
儲る金脈をTBSは見つけましたね。
このテレビ不遇時代に。

でも更に、
番組をクールに見ていくと、

半沢は、
大和田をもっと弾劾するなら、
ジャーナリストか警察・検察になった方が
いいんじゃないの?

とか、

半沢ほどの実力があるなら、
そんな腐った銀行にいるより
転職・起業した方が

彼のためにも、
社会のためにもいい、

とか

考えてしまいますね。

Facebookでの
私の友人の書き込みで、
——————————-
半沢直樹さんは
大企業の重役より、
ベンチャー育成の投資会社の社長さんが
あっているような気がします。
——————————-
というのもありました。

こうなると
出向先の証券会社も

新しいベンチャー企業を上場させたり、
ファンド化する事業に携わったりと、
まんざら悪いわけではないと
思いますね。

ビジネスがテーマだけに、
本当に議論の絶えない
半沢直樹でした。

続きは、
ドラマか?映画か?

それとも
先に本を読むか?

それでは、
また次回^^

 

追伸
半沢直樹は、
————————————–
「物事は多面的に
いろんな角度から見ないと
真実は見えてこない」
————————————–
という本当にいい教材ですね。

 

最新情報と最良情報

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタントの
佐野芳己(サノヨシキ)です。

さて、今日は、
「最新情報」「最良情報」
についてです。

先日、
太陽光発電の事業説明会に
行ってきました。

やはり、
太陽光発電、
今が旬ですね。

その前日は、
店舗用アプリの事業説明会でした。

両方とも
友人からの誘いで行ったんですが、
そういう親しい人から
直接伝わってくる情報ってありますね。

実は、
こういう情報が一番信頼できるし、
いい情報は、
親しい人から伝わってきます。

今はみんな
何か情報を得る時に
インターネットで検索していますが、

●不特定な匿名の誰かのインターネットからの情報

●親しい人からの信頼できる情報

この2つの情報を
意識していなくても
自然と切り分けているはずです。

そして、
親しい人からの情報の中にも
2種類あって、

●親しい人だけに教える情報

●誰にでも教えていい情報

がありますね。

一番価値のあるのは、
もちろん
—————————–
●親しい人だけに教える情報
—————————–
ですね。

例えば、

不動産物件ですごくいい物件が出た時、
不動産屋さんは、
自分の上顧客に真っ先に連絡します。

ネットになんか載せたりしません。

海外でいい投資案件は、
それを知った人が仲間達に伝え、

わざわざネットに載せません。

いい情報は、
身内だけに伝わるんですね。

まとめると、

●インターネットは、
「最新情報」は載っているけど、
もっともいい情報、「最良情報」は
載っているわけではない

これ、
わかっているけど、
忘れてしまう重要なことなんですね。

ということは、
ネットでつかんだ情報も
さらにいい情報をつかむため、

ある成功している人たち、
コミュニティに入っていかないといけない
ということですね。

ネットが盛んになればなるほど、
人、リアルが重要となってきますね。

富裕層、お金持ち達は、
基本的にネットで情報を探しません。

そこに書いてあるのは、
一般人が書いた普通の情報だからです。

富裕層の人たちは、
親しい富裕層の人からの情報だけを
信頼します。

考えてみれば、
そういうことですね。

なので、
情報化社会の常識として
こう覚えておいておきましょう。

————————————
ネットには最良情報は載っていない!
————————————

それでは、
今日はこの辺で。

また次回^^

上海・研修旅行(その3) 「右手に論語 左手にそろばん」

 

上海・豫園の中
(写真は上海の豫園)

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタントの
佐野芳己(サノヨシキ)です。

今日は珍しく
朝5時半に起きました。

空気はかなりひんやりとしていて、
秋を感じますね^^

早起きすると、
やはり作業が非常に進んでいいです。

なるべくずっと
続けたいですね。

さて、本題です。

経営やマーケティングというと、

やはり
MBAやインターネットが
先に進んでいることもあり、
アメリカの情報が第一となります。

本もネットからの情報も
主にアメリカから流れてきます。

でも、
今回上海に行ってみて、

違う情報源から
違う情報を得られて
よかったです。^^

空間の移動、
視点の移動は大切ですね。
それで、

メールの件名になっている
「右手に論語 左手にそろばん」

これを見て、何これ?
と思った方もいると思いますが、

これは、
日本資本主義の父、
渋沢栄一の言葉です。

渋沢栄一は
幕末から大正にかけて活躍した
官僚、実業家で

今のみずほ銀行の大元である
第一国立銀行や
東京証券取引所の設立・経営に
関わった人です。

それで、
「右手に論語 左手にそろばん」の意味ですが、

そのままの意味ではなく、
論語とそろばんが比喩になっています。

この場合の論語は、
「哲学」「思想」「理念」
という意味になります。

そろばんは、
「経理」「数字による経営」「お金」
という意味です。

なので、
「右手に論語 左手にそろばん」の意味は

事業を行うには、
「理念」と「数字による経営」と両方大切、
と言ってるんですね。
「数字による経営」はわかりますが、

渋沢栄一はそんな昔から、
「理念」の重要性を説いていたんですね。

成功する事業は、
「なぜ、この事業をするのか」という問いに対する答え
「理念」を持っています。

「理念」がなければ、
少し儲らなくなったり、
流行らなくなったりするとやめてしまうので、
続きません。

理念があることによって
「停滞している時も
ずっと継続して行く力」が出るし、

また、
「他の人を巻き込んでいく力」
もあるんですね。

あなたにとっての理念は何ですか?

そして、
数字による目標設定や売上管理を
きちんとしていますか?

今一度、
見直してみましょう。

 

渋沢栄一の
「右手に論語、左手にそろばん」

私にとって
記憶に残るフレーズとなりました。
それでは、
今日はこの辺にします。

また次回^^

追伸
渋沢栄一について
もっと詳しく知りたい人は、
下記ウィキペディアのページで。
http://urx.nu/57yz