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ブログとメルマガの書き分け方(その2)

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタント
佐野芳己(サノヨシキ)です。

前回は、
ブログとメルマガを書き分けるタイプとして、
4つのタイプがあることをお伝えしました。

—————————————
1.メルマガを書いて配信し、
 それをそのままブログにあげている。
 (ブログ・メルマガ同一派)

2.ブログをメインに頻繁に書いて更新し、
 その中から抜粋、編集しなおして
メルマガにしている。
 (ブログ・メイン派)

3.メルマガをメインに頻繁に書いて、
 その中から抜粋、編集しなおして
ブログに上げている。
 (メルマガ・メイン派)

4.ブログとメルマガを
 完全に切り分け、別々に書いている。
 (ブログ・メルマガ完全別派)
—————————————

この3番までをお話ししたので、
今日は、4番について
お伝えします。

ブログとメルマガを
完全に切り分けて、別々に書くには、

まず、
発行の期間を決めます。

メルマガが日刊、
ブログが週刊とか、

ブログが日刊、
メルマガが週2回刊
などですね。

雑誌で言えば、
日刊と週刊など、

発行期間の違う2誌を
発行するようなものです。

日刊など発行期間が短いものが
瞬間風速的なネタ、

発行期間が長いものは
少し時間の経過から発見できるネタを
お伝えできると思います。

新聞と週刊誌の違いのような
ものですね。

時間だけでなく、
メルマガとブログに載せるテーマを
あらかじめ決めて分けておくのもいいですね。
その他、
また別の方法で発行している人もいます。

それは、
メルマガを最初に365個書いてしまって
毎日それを一つづつ配信する

いわゆる超長いステップメールに
してしまうことです。

一度書き上げれば
毎日書く必要はありません。

TwitterでいうBOT(ボット)、
自動的・定期的に情報が配信される仕組みと
同じです。

メルマガ365個あれば、
毎日配信でも1年かかります。

メルマガではなく、

「365日毎日学べる無料メール講座」とか
「365日毎日学べる無料メールセミナー」とか
言ったりします。

また、私の友人で
300個書いてあって、

週3回発行だから、
全部配信が終わるのに2年かかる
という人もいます。

一度書き上げてセットすれば
手間がかかりませんので、
あとは、
ブログを随時書いていくだけです。

ただ、デメリットは、
日々のタイムリーなネタが
メルマガで送れない
ということですね。

それで、

朝に
このタイプの書き上げてあるメルマガ、
長いステップメールを
自動配信し、

夜に通常のメルマガを毎日書いて
配信している人もいます。

毎日2通届く
というやり方ですね。

ある方は、
門下生制度、
いわゆるスクール事業における
養成講座で自分の弟子をつくり、

ある一人のお弟子さんが
朝配信するメルマガをある一定量書き、
それを自分が添削して
メルマガに仕上げていっています。

これで、
半分手間が省けるのと、

お弟子さんの方は
師匠に見てもらいながら、
メルマガが学べるので
いいですね。

さらに、
人に書いてもらうのに
給料やフィーを払うのではなく

その人からコンサルティング料をもらいながら
メルマガが出来ていくので、
一石二鳥ですね。

お弟子さんがベースを書いた
ステップメール(最終的に365通になるもの)
が朝配信、

自分が夜、
通常のメルマガを配信
という形をとっています。

まとめると、

●期間やテーマなど
 自分で書き分けるルールをつくる。

●都度書くメルマガだけでなく、
 365通の事前に書き上げた
 ステップメールというのもひとつの手法。

●養成講座を開き、自分の門下生(弟子)を作れば、
 ネタ集めやベースを書いてもらう等、負担が軽減される。
 ビジネスパートナーや弟子など、
 他の人を巻き込む仕組み作りも重要。

さて、
今日はこの辺まで。

また次回です^^

追伸

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コーチ、コンサルタント、セラピスト、
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広告宣伝のルールとは?

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタント
佐野芳己(サノヨシキ)です。

先日、
86歳の現役コンサルタントの方に
お会いしました。

いやぁ、びっくり、
その元気さ
パワフル&エキサイティング、

物腰も柔らかいし、
経験から来る言葉は、
含蓄があって重たいし、

偉大な大先輩に会えて
光栄でした。

コンサルティング以外にも
ビジネスをいくつも展開されて、
佐野の師匠の一人になりそうです。

出会いに感謝です。
さて、今日は、
広告宣伝のルール、
AIDMA(アイドマ)AISAS(アイサス)」について
お伝えします。

ちょっと聞き慣れない言葉
かもしれないですが、

この2つは、
広告業界の言葉です。

AIDMA(アイドマ)が
インターネットが出現する前のルール、

AISAS(アイサス)が
インターネット出現後のルールです。

これは、2つとも
5つの言葉の頭文字を取っていて、

AIDMA(アイドマ)は、

————————————————-
Attention(注意):注意を引く、注目を集める
 ↓
Interest(興味):興味がわく
 ↓
Desire(欲望):欲しくなる
 ↓
Memory(記憶):記憶する
 ↓
Action(行動):購入する
————————————————-

流れを見れば、
解説する必要もないぐらいかと思いますが、
少し補足しておくと

インターネット以前の
テレビや新聞、雑誌、ラジオといった広告は、

購入してもらうために、
記憶させることを目的にしていました。

購入する時に
「あ、これCMでやってたな・・」
とか
「駅で大きなポスター、貼ってあったな・・」
と思い出してもらうためです。

購入時に
選択肢の一つとして思い出してもらい、
その際に競合他社よりも
より良く、より強く印象に残っていたいわけです。

だから、みんな
インパクトのある
キャッチコピーやビジュアルを使い、
訴求していたんですね。
それで、一方、
インターネット登場後の
AISAS(アイサス)の方ですが、

————————————————-
Attention(注意):注意を引く、注目を集める
 ↓
Interest(興味):興味がわく
 ↓
Search(検索):検索する
 ↓
Action(行動):購入する
 ↓
Share(シェア):シェアする
————————————————-

となります。

後ろの3文字が変わってますね。

AIDMAの
「Desire(欲望):欲しくなる」
「Memory(記憶):記憶する」
が消えて、

「Search(検索):検索する」
「Share(シェア):シェアする」
が追加になっています。

インターネットが出て来て、
検索して、調べ、
いろいろなモノを内容・価格等、比較検討して
購入を決定するようになりました。

購入後も
ここが良かった、ここが良くなかった等、
ブログに書いたり、
TwitterやFacebookに書き込んだりするので、

広告主側は、自分の都合で
商品や自社を飾り立てて見せることは
出来なくなりました。

消費者主権の時代
と言われるゆえんです。

もう一点変わったのは、

Webでは、
消費者がモノを買うまでの時間が
短いということです。

ネットショップなどでは、
商品の存在を知ってから、
すぐに購入したりします。

なので、
Webでの買い物では特に
—————————-
商品やサービス、会社名を
「記憶」させる必要がない
—————————-
です。

私も
ネットショップで買い物をして

荷物が届いてから、
商品名や会社名を知ったりすることも
しばしばです。

場合によっては、
段ボールも捨ててしまって
商品名や会社名を記憶することなく
知らないままというモノもありますね。

さあ、今日は、
「AIDMA(アイドマ)とAISAS(アイサス)」
についてお伝えしました。

明日、
では、我々は今後どうすればいいかについて
もう少し、解説を続けますね。

それでは、また、明日。

顧客リストとプロモーションって、具体的に言うと・・・

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタント
佐野芳己(サノヨシキ)です。

昨日、
—————————-
集客とは、
見込み客集め、つまり
メルマガ読者を集めること
—————————-
とお伝えしました。

コーチ、コンサルタント、
スクール経営者はそうだけど、

エステ、整体など施術をしている
サロン系の方は、もしかすると
ちょっとピンと来なかったかもしれません。

重要なのは、
—————–
見込み客リスト
—————–
なので、

サロン系の方にとっては、
—————————–
一度来店したお客さんリスト
—————————–
となります。

エステや整体などの施術をする場合、
通常、カルテに記入します。

住所など、
かなり詳細に記入します。

サロンオーナーは
気がついていないのかもしれないですが、

これは、個人情報の塊、
宝物です。

ひとつあるお話をお伝えします。

私の友人で
「整体マニア」の
マーケティングコンサルタントがいます。

「整体マニア」ですから、
あちこちの整体院に言っています。

彼いわく、

「あんなにいろいろ
 住所とか書いてるのにさ、
 みんなDMの1通も来ないんだよ」

1回行った後、
しばらく行かなくなってしまったんだけど、

その店からは、
DMやメールなど
なんのアプローチもない。

こういうの
結構あります。

で、
そういうお店がやっていることは、
郵便ポストに
ビラ、チラシを配ったりしています。

今なら●%引き、
初めてのお客様には●●サービス・・・
つまり、新規客獲得です。

自分のサービスに
興味があるかどうかわからない、
来店するかどうかわからない人に
コストと手間をかけてます。

でも
やらなければいけないことは、

—————————
一度来てくれたお客さん
「一見客」を

いつも来てくれるお客さん
「常連客」に変えること
—————————
です。

こちらの方が大切ですよね。

だって、
常連客が増えることなんですから!!

一度お店に来て、
その後来なくなった理由の一番は、
「忘れてしまった」です。

すごく落ち度があったわけではなく、

サービスも雰囲気もそこそこで
記憶に残らなかった、
ということです。

次に行こうとする時、
選択肢の一つに上がってこない
状態ですね。

それで、
うまくいっている
サロンの方法を書きますね。

まず、
新規客に対してですが、
値引きをしません。

「初めて来てくれた人には
●●を差し上げます」

と何かプレゼントします。

値引くのではなく
プレゼント、

つまり
「来てくれたら、
マイナスではなく、
プラスする」です。

初回50%引きで
1万円が5000円になったとして、

2回目が1万円なら
その時点で高いと思って
行かなくなります。

初回値引きはやめましょう。

やるなら、
時間も半分で値段も半分
といったお試しサービスです。

充実したサービスというより
まず来店してもらうのと、
何がいいのか伝える意味合いですね。

それで、次に
一度来てくれたお客さんにですが、

3日後、
30日後、
60日後

というルールがあります。

まず、来店されたら、
3日以内ににありがとうのハガキを出します。

基本はプリントでもいいですが、
必ず手書きを添えます。

30日後、
封書でお店の近況などのお知らせや
お客さんあての手紙を送ります。

この時まだ、
売り込んではいけません。

60日後に
来店されたらサービスします、という
オファーの知らせを出します。

以上です。

ここまでやって来店されなかったら、
あきらめるお店もありますし、

その後も
1年ほど60日間隔でニュースレターを
送り続けるお店もあります。
接触頻度が高まると、

お客さんの方も
「私を気にかけてくれている」と思い
来てくれる確率がグンと高まります。

これを実行できる店とそうでない店は
それは開きができますね。

今日は、
見込み客リストに対して、
アプローチを続ける大切さについて
お伝えしました。

私はコンサルタントで、

私もまた
まだ見ぬ将来のお客さんや
一度私のサービスを買ってくれた方に対して、

こうやってブログを書いて
情報提供を続けているわけですね。

その大切さは、
わかっていただけましたでしょうか?

それでは、
長くなりましたので、
今日はこの辺までにいたします。

また、明日^^