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「USP」をきちんと理解してますか?

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタント
佐野芳己(サノヨシキ)です。

表題にもあるように
今日はUSPについてです。

というのも、今、
ロッサー・リーブスの名著
———————————————————–
「USP 
 〜売り上げに直結させる絶対不変の法則〜」
http://urx.nu/59EN
———————————————————–
を再読してるんですね。

USPとは、ご存知の方も多いと思いますが、
Unique Selling Proposition
(ユニーク・セリング・プロポジション)
の略で、

日本語では、
「独自の売りの提案」と
訳されますね。

でも、多くの人が、
USPを強みと理解し、

さらに、

Unique(ユニーク、独自の)
という観点を忘れているというか、
認識していないです。

ユニークを「独自」と訳すと
ちょっと意味が弱いので、
「唯一無二の」と訳す方がいいですね。

なので、
USPを正しく定義すると
—————————-
「他の誰も提供していない
 唯一無二の売りの提案」
—————————-
です。

みんなUSPが大事と
言っているんですが、

「他の誰も提供していない唯一無二の」
というところまで行っていないので、

弱いというか、
USPになっていないんです。

具体的な例がないとわかりにくいので、
私の場合でお話ししますね。

私のUSPは、
————————————-
サロン経営者・セラピストのための
スクール開業・集客支援
————————————-
です。

エステ、整体、足つぼなどの施術家や
漢方・薬膳料理などをやってらっしゃる方、
心理セラピスト・カウンセラーといった人向けの
スクール開業・集客支援です。

サブ的に
「サロンの開業・集客支援」
「コーチやコンサルタント、セラピストの起業・集客支援」
も行なっていますが、
これは、あくまでもサブです。

こちらのサブの方は
いろんな人がいっぱいやっているので、
それだけでは、USPにならないんです。

また、
スクール・コンサルタントとか、
スクール開業・集客支援というと

通常
●学習塾
●英会話教室
向けで、
いろんな方がいます。

そして、
●サロンの開業・集客支援
をしている人もいっぱいいます。

ところが、
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サロン経営者・セラピストのための
スクール開業・集客支援
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を打ち出している人は
今のところ私一人のようです。
(というか、狙っているわけですが)

アメブロの中には、
「教室集客」をうたっている人もいますが、
こちらは、
ビーズやアクセサリーといった
女性向けの趣味的な教室がメインです。

私の場合、
サロンを1〜数件すでに経営していて
そこからスクールを作るという方が
メインです。

先日も
動物病院とペットショップを経営されている人が
トリミングスクールを開業したい
ということで、

私のブログ経由で問い合わせがあり、
個別面談をしました。

起業支援・新規事業支援
と言えばそうですが、

その問題を抱えている人は
より専門的な人の意見を聞こうとしますので、

今の私は、
こういった人の受皿に
なっているということですね。

また、
スクールのロゴマークや学校案内、
ホームページやブログなど、
仕事が大型化するのも
特徴です。

では、
まとめます。

●自分には強みが無いと言う人がいますが、
USPは作り出すものです。

●ほんの少しでも
ターゲットや領域をずらす、または絞る、
あるいは、
今は別々に提供されているサービスを一緒にするなどして、
需要があるのに、まだ市場で供給されていないサービスを
作り出してください。それが、USPになります。

USPが出来ていなければ、ネット集客はできない、
と認識してください。
USPが固まっていないと、
アメブロやFacebokでの集客活動は、徒労に終わります。

それでは、今日は、
ここまでにしますね。

では、また^^

「差別化」を考える

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタント
佐野芳己(サノヨシキ)です。

先月行った上海の研修で
こんなワークがありました。

会場にいる
男性一人、女性一人に
前に出てもらって、

「二人の違いは何ですか?」
講師の先生は、みんなに聞きました。

すると、答えとして、

●性別
●身長
●体重
●服装
●髪の長さ
●出身地
●性格
●趣味
●頭の大きさ
●学生時代好きだった教科
●出身校
●住んでいる所

などがあがりました。

でも、この答えは、
実は、
2種類のグループに分けることができます。

まずひとつめのグループ
●身長
●体重
●髪の長さ
●頭の大きさ

そしてもうひとつのグループは、
●性別
●服装
●出身地
●性格
●趣味
●学生時代好きだった教科
●出身校
●住んでいる所

この2つのグループは、
何が違うのか、
わかりますか?





これは、

一つ目のグループは、
英語で言うExcellent

つまり、
他者より優れているかどうか、
上をいっているかどうかの
違いです。

もう少し平たく言うと、
長いか短いか、大きいか小さいか、
多いか少ないか、
の違いですね。

後のグループは、
英語で言うDifferent

比べることのできない
一つの物差しで図ることのできない
まったく違うもの、
異質なものです。

ビジネスにおいては、
他社よりも上を行こうとする
Excellentではなく、

他社とは全く異質の
Differentであることが
重要ですね。

というのは、

Excellentだと
他社より優れていようとしても、
またすぐに他社がその上を行こうとし、
不毛な競争を続けるからです。

低価格競争など、
最たるものですね。

ビジネスにおけるDifferent

簡単に言うと、
「差別化」ですが、

「差別化」というと
すんなり流れてしまうので、

「異質化」と言った方が
いいかもしれません。

同じ軸の上にない、
別の土俵にある状態です。

あなたは、
自分のビジネスを
どう「異質化」しますか?

他のもの違った魅力を持てば、

あなたの商品は、
競争することなく
買ってもらえるように
なりますね。

それでは、
今日はこの辺で。

また次回です^^

スクール開業は、「プラットフォーム戦略」の実現

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタントの
佐野芳己(サノヨシキ)です。

前回、
スクールも
プラットフォームの一種と
言ったら、

何人かの方から
「スクールのプラットフォームについて
もう少し詳しく知りたい」

というお問い合わせを
いただきました。

ありがとうございます。

ということで、
解説しますね。

スクールを
自分一人で
数人の生徒を教える場合、

このスクールに関わる人は、
————–
自分(講師)
生徒(数人)
————–
ですね。

もし、自分の不得意とする領域を
別の人にお願いするとすると、

スクールには、
————–
自分(講師)
別の講師
生徒(数人)
————–
となりますね。

施術家が
スクールをやる時に

ネット集客など
集客部分に関して教えられないから
私がそのスクールでの授業を受け持つ
という時があります。

そういうケースですね。

また、
自分以外の講師が
何人も増える場合もありますね。

あるいは、
最初から自分は教えないで
プロデューサーで
講師を雇うという場合もありますね。

その場合は、
————–
自分(プロデューサー)
講師
生徒たち
————–
ですね。

集客が大変だから、
一人紹介して契約したら、
紹介料を払う
紹介システムを導入したとします。

いわゆる
成果報酬型の営業代行
のようなものですね。

すると、
スクールの関係者は
————–
エージェント(営業/紹介)
自分(講師/プロデューサー)
別の講師
生徒たち
————–
となります。

また、
やはり、今はネットによる集客は
かかせないから、

その部分を
コンサルティングのお願いをするか、
または
その作業を外部委託するとすると、

スクールの関係者は
————–
ネット集客(コンサルタント/Webプロデューサー)
エージェント(営業/紹介)
自分(講師/総合プロデューサー)
別の講師
生徒たち
————–
となります。

教えてもらった生徒が
卒業して一人前になり、
その人が先生になる場合もありますね。

かなり、
スクールが仕組み化されてきました。

この人たち、
みんなが得をするようになると
このプラットフォーム(広場)は
自然にうまく行くようになります。

この仕組みが
きちんと動くようになり、

自分がスクールで教えなくても
他の講師で回るようになれば、

いわゆる
「自分がいなくても回る仕組み」=「ビジネス」の
完成になります。

個人事業主の仕事(労働)と
起業家のビジネスの違いが
おわかりいただけましたでしょうか?

もちろん、
広場をつくるより
作られた広場で働く方が
向いている人もいらっしゃるので、

自分の立ち位置を
今一度、確認されるといいと思います。

それでは、
今日は、この辺で。

また、次回です^^