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上海・研修旅行(その3) 「右手に論語 左手にそろばん」

 

上海・豫園の中
(写真は上海の豫園)

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタントの
佐野芳己(サノヨシキ)です。

今日は珍しく
朝5時半に起きました。

空気はかなりひんやりとしていて、
秋を感じますね^^

早起きすると、
やはり作業が非常に進んでいいです。

なるべくずっと
続けたいですね。

さて、本題です。

経営やマーケティングというと、

やはり
MBAやインターネットが
先に進んでいることもあり、
アメリカの情報が第一となります。

本もネットからの情報も
主にアメリカから流れてきます。

でも、
今回上海に行ってみて、

違う情報源から
違う情報を得られて
よかったです。^^

空間の移動、
視点の移動は大切ですね。
それで、

メールの件名になっている
「右手に論語 左手にそろばん」

これを見て、何これ?
と思った方もいると思いますが、

これは、
日本資本主義の父、
渋沢栄一の言葉です。

渋沢栄一は
幕末から大正にかけて活躍した
官僚、実業家で

今のみずほ銀行の大元である
第一国立銀行や
東京証券取引所の設立・経営に
関わった人です。

それで、
「右手に論語 左手にそろばん」の意味ですが、

そのままの意味ではなく、
論語とそろばんが比喩になっています。

この場合の論語は、
「哲学」「思想」「理念」
という意味になります。

そろばんは、
「経理」「数字による経営」「お金」
という意味です。

なので、
「右手に論語 左手にそろばん」の意味は

事業を行うには、
「理念」と「数字による経営」と両方大切、
と言ってるんですね。
「数字による経営」はわかりますが、

渋沢栄一はそんな昔から、
「理念」の重要性を説いていたんですね。

成功する事業は、
「なぜ、この事業をするのか」という問いに対する答え
「理念」を持っています。

「理念」がなければ、
少し儲らなくなったり、
流行らなくなったりするとやめてしまうので、
続きません。

理念があることによって
「停滞している時も
ずっと継続して行く力」が出るし、

また、
「他の人を巻き込んでいく力」
もあるんですね。

あなたにとっての理念は何ですか?

そして、
数字による目標設定や売上管理を
きちんとしていますか?

今一度、
見直してみましょう。

 

渋沢栄一の
「右手に論語、左手にそろばん」

私にとって
記憶に残るフレーズとなりました。
それでは、
今日はこの辺にします。

また次回^^

追伸
渋沢栄一について
もっと詳しく知りたい人は、
下記ウィキペディアのページで。
http://urx.nu/57yz

認定講座やスクール事業を始めるにあたって、重要な「ミッション(使命)」

 

こんにちは!
サロン経営者・セラピストのための
スクール開業・集客支援コンサルタントの佐野芳己です。

今日は、
認定講座やスクール事業を始めるにあたって、
まず大切なことについてお伝えします。

最初から、結論を言ってしまいますが、
最も大切なもの、
それは、「ミッション(使命)」です。

経営の世界では、「理念」とも言います。

どんな人のために
どんな考え方や技術を伝え、

その結果、
どんな世界を作ろうとしているのか?

ちょっと大げさになってしまうかもしれないんですが、

このミッションが大きければ大きいほど、
みんなに受け入れやすいものであればあるほど、
ビジネスは大きくなります。

つまり、スクール事業が大きくなり
成功することになります。
それとは反対に

「これは儲かるだろう」とか、

「これは今流行りだから」

という理由で始めると

仮に最初は上手くいっても
なかなか続かないんです。

多くの方を見てきて
そう思います。

それには理由が2つあって、

一つは
自分の中の情熱が出てこなくなるためです。

例えば、

私のクライアントさんでエステティシャンのJさんは、
最初自分の施術を教える講座を考え、
私はそのサポートをすることになりました。

美容関係のみんなも売上は下がっているし、

自分の施術を少し取り入れると
客単価を上げることができるので、

美容師やネイルなどをやっている方向けに
独自の施術講座を作ろうとしていました。

でも、
途中で彼女はそれをやめてしまいました。。

自分がやりたいことではないということに
気がついてしまったのです。

施術を教えるのではなく、
メンタルのケア、
つまりコーチング的なことにシフトしたいと
想いが変わりました。

自分のやりたいことややるべきこと、
つまりミッションが定まっていないと、

事業がぶれたり、続かなかったりするので
要注意ですね。

あと、もう一つは、

自分がミッションを持ってやっていないと、

同じことをする人で
強烈なミッションを持った人が現れると
その人にかなわわない

といったことが起こるためです。

なので、

これからその技術を学ぶ人達に
どんな気分を味わわせてあげたいのか、
どんな世界を用意してあげたいのか、

そういう大きな気持ち、
ミッションを作りましょう。

大きなミッションを掲げて、
みんなを巻き込み、そして支援していきましょう。

そうすれば、
みんなハッピーになれますね。

それでは、また次回に^^