プラットフォーム戦略の昔話

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタントの
佐野芳己(サノヨシキ)です。

さて、
突然ですが、
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庄屋と小作農、どっちがいい?
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ですか。




突然変なことを聞くな、
とお思いでしょうが、
おそらく庄屋の方ですよね。

多くの人は、
小作農より、庄屋の方がいいと
言っていると思います。

荘園(農地)を持っているのが、
庄屋、

そこで働いているのが、
小作農。

この構造は
今も昔も変わりませんよね。

荘園にあたる会社を持っているのが
社長またはオーナー

そして、
そこで働いているのが従業員。

それで、
そこから脱出するように
多くの人が起業します。

ここまではいいんですが、
問題はここからなんです。

起業する多くの人が
ビジネスをする庄屋になるのではなく、
仕事をする小作農になってしまう、
ということです。

フリーランス小作農。

このビジネスと仕事の意味の違いを
きちんと認識する必要がありますね。

せっかくリスクを犯してまで
起業するのですから、

自分がいないと回らない仕事より、
自分がいなくても回る仕組みのビジネスを
志向したいものです。

ビジネスと個人事業の違いを理解した上で
個人事業主のままでいいと
思う人はそれでもいいのですが、

気がつかずに
フリーランス小作農の状態になっていれば、

会社に勤める従業員より
低い立場になってしまって
問題ですね。

小作農、従業員、個人事業主から、
庄屋、ビジネス起業家へ。

庄屋になるには、
仕事をするのではなく、
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みんなが得する広場を作る
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という意識が重要です。

たとえば、
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お客さんだけでなく、
ライバル、競合他社でさえも
この広場に来て儲るようになる
そんな広場は何か?
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といった思考です。

みんなが潤う広場を作れば、
その広場はどんどん潤ってきますから。

専門用語で
この広場のことを
「プラットフォーム」といい、

プラットフォームを持つ戦略をとることを
「プラットフォーム戦略」と言います。

現代の庄屋さんは、
プラットフォーム戦略です。

それでは、
今日は、この辺で。

また次回です^^