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上海の研修旅行、始まりました。

こんにちは。

サロン経営者・セラピストなど
独自技術を持つスペシャリストのための

スクール開業・集客支援コンサルタントの
佐野芳己(サノヨシキ)です。

昨日の昼に上海に着いて、
2日目の朝になりました。

そもそも、今回、
上海に来ることになったのは、

友人・中野貴史さんから、
「上海へ3泊4日の研修旅行に行くけど、
行きませんか?」
と誘われたからなんですね。

中野さんは
私と同じくグラフィックデザイナー出身で
今はコンサルタントをされている方です。

著書に
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口べたなあなたを救うしゃべる名刺
http://urx.nu/55NT
———————————————
という本があります。

で、
今回の上海行きは
「研修旅行」というので、

ちょっと工場やお店など見学して
今の上海がどうなっているか、
軽くレクチャーを受ける、

そんなイメージでいました。

内容については
事前に知らされていなかったんです。

参加者は、全員で12名。

初日の午後、
2時間半のセミナーから
スタート。

軽くスタートと思っていたら、
極めてヘビー級の楽しく刺激的で
深い内容からスタートしました。

いい意味で
ド胆を抜かれました。

講師は、
上海在住、
アメリカ資本のコンサルティング会社の
日本人社長、39歳。

日本と中国と欧米の
それぞれの視点を移動させて
物事を多角的に見るので、
非常に刺激的でした。

私は、中国に対する見方も、
歴史への向き合い方も
大きく変わったと言えます。

ここで得た情報や体験を
みんなにまた機会を作って
お伝えしていきたいと思います。

非常に知的でエキサイティングな
セミナーの内容を
下記にしるしておきますね。

受けてみたいと言う人も
結構いると思います!!

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タイトル
「頭のOSを入れ替える」
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〈目指すこと〉
・フラットな価値観の下でアイデンティティーを確率する
・2013年ではなく、2020〜2030年を読み解く視点を持つ

0.イントロ
(1)野村証券経営役の教え:
「右手に論語、左手にそろばん」
(2)グローバルに戦う武器
右手:歴史、哲学、社会学
左手:計数能力、論理的思考、語学
(3)世界にあふれる矛盾の元は?
「小社会の人情」VS「大社会の論理」
「短期の事前合理化」VS「長期の事後合理性」
社会科学の「再帰性」の問題

1.日中欧の価値観形成を整理する
(1)10世紀中国の”ネオリベラリズム”
(2)18世紀ヨーロッパの”近代化モデル”
(3)20世紀日本の”長い江戸時代”

2.価値観形成のレイヤー
(1)文化レイヤーの違い
(2)社会制度レイヤーの違い
(3)経済レイヤーの違い
(4)個人の性格レイヤーの違い

3.対局を読み解く
(1)国民国家の解体、多層社会の復活
〈田中明彦「新しい中世」〉
(2)超国家の出現、ノマドと旅芸人の世界
〈ジャック=アタリ「21世紀の歴史」〉
(3)人口動態から歴史を読み解く
〈ハリー=デント「バブル再来」〉
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いや〜
ホントに濃い内容の
2時間半でした。

さて、
今日も上海、
楽しんできます。

また、次回^^