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サロンと民泊(店舗とAirbnb)

こんにちは。
佐野です。

今週の火曜〜金曜の4日間は、
国の運営している
「中小企業大学校」に
通っていました。

毎日、朝9時〜夕方6時までなので、
ほぼ学生ですね。

久しぶりの感覚です(笑)

仕事は、
講義の合間のメールや電話、
18時以降帰宅後に行いました。

学校では数字漬けで、

つまり経営改善のために
ず〜っと数字の分析です。

本当に疲れました(苦笑い)

12月までで計17日通って
最後の試験にパスすると、

経済産業省認定の「経営革新等支援機関」
という資格が得られるので
がんばります^^

この資格を取ると、
補助金など公の仕事にも、
また、
銀行など金融機関にも
関係が深くなっていいので、
頑張ってきますね。

さて、
今日の本題です。

昨日、土曜日は、
友人に誘われて
——————————-
「THE 民泊最新事情
〜アパートを利用した民泊投資術〜」
——————————-
というセミナーに参加してきました。

民泊最新情報

民泊最新情報

久しぶりの
不動産投資系のセミナーです。

民泊は、もうご存知のとおり
自分の部屋を自分が使わない時に
ほかの人、特に外国人に貸すビジネスですね。

私の知り合いでも
マンションの使わない1室を外国人の女性または
カップル限定で貸している女性がいます。

でも、
マンションの管理組合の方で
「民泊使用禁止」になったり、

そもそも
その民泊の1室を「旅館業」の許可を取っていないので、
そういう場合は、違法で「ヤミ民泊」となり
この先、ヤバそうです。

今後、マンション1室では、
「旅館」または「簡易宿泊所」の
許可がおりそうにないので、

おそらく戸建や
アパート・マンションなど
1棟まるごとの物件を所有して
民泊やる人が増えてきそうです。

また、私の知り合いで、
2階建の一軒家を
1階をエステサロンに
2階を民泊にしている女性もいます。

こういうのはいいですね。

通常、2階には、
主に外国人が泊まるわけですが、

その方は、
エステシャンの育成もやっているので、

地方から施術を習いに来た受講生がいる場合、
その民泊に宿泊することができます。

「サロン+スクール+民泊(簡易宿泊所)」
というビジネスモデルですね。

ちゃんと「旅館」「簡易宿泊所」の免許を取っておけば、
誰にも文句の言われないきちんとしたビジネスになります。

また、
リラクゼーションサロンであれば、
宿泊している外国人も、
試したいと来店してくれる可能性大です。

そんな具合に
近所の日本人も
宿泊に来た外国人も来てくれる
サロンを目指したいですね。

もちろん1階は、
飲食店もいいですね。

外国人向けのメニューも用意しましょう^^

デメリットとして
民泊の管理運営が面倒
というのもありますが、

最近では管理運営代行会社も増え、
24時間対応してくれる会社も出てきました。

男性オーナーの場合、
運営代行会社の女性スタッフが運営するので、

サイトを見る外国人の印象は
まったく違うものになる、ということもできます。

民泊で一番有名なのは、
Airbnb(エアビーアンドビー)ですね。
https://www.airbnb.jp/

その中でも
私が最近注目しているのは、
こちら。

Airbnb for ビジネス
https://www.airbnb.jp/business-travel
つまり、
ベンチャーなど小規模企業が
何人かで出張するとき、

宿泊施設だけでなく、
会議できる部屋や駐車場まであると便利
ということで
こちらもそのうち広まってきそう。

私の周りの
コンサルタントやプロデューサー、士業の人で、
レンタルオフィスやコワーキングスペースの
運営をしている人がいますが、

今後、
「レンタルオフィス機能+宿泊所」は
重宝されそうです。

ということで、今日は、
「無形サービス+箱(空間)」
というビジネスに関してのお話でした。

では、また。

ドバイのプラットフォーム戦略

こんにちは。

自宅サロン・個人サロンなど
サロン経営者・セラピストのための

スクール開業・集客支援コンサルタント
佐野芳己(サノヨシキ)です。

ドバイから戻って
慌ただしく仕事をしています。

ようやく
師走っぽくなってきました(笑)

そういえば、
今日は12月24日、
クリスマスイブになりましたね。

今夜は、
特にイベントがあるわけでもなく、
普通に仕事してると思いますが・・・何か(笑)
さて、
今日の本題です。

前回、
ドバイの「No.1戦略」
つまり「世界一戦略」について
お話しました。

2つのことが重要ということでしたので、
2つ目をお話ししますね。

ドバイに行って
お店で買い物をする時
気がつくんですが、

ショッピングモール内の
ブランド品のお店や
レストランなどで

白人やアジア人、黒人などが働いていて、
あまりドバイ人を見かけないんです。

では、
ドバイ人は何をしてるの?
というと

ドバイの人は、
結構、公務員をしていたりします。

公務員でも年収1000万円以上
あるそうなので。

働く側ではなく、
管理する側ですね。

普通、
国の労働力を奪われるからと
労働者を他国からいれたがりません。

アメリカは移民の国なので
一概にそうとは言えないんですが、

ヨーロッパや日本は基本的にそうです。

働く外国人を
自国に入れたがらないんです。

ところが、
ドバイは外国人労働者だらけ。

他の国と真逆です。
どんどん労働者を入れています。

正確な数値は、いろんなデータがあるので
これとは言いがたいんですが、

私が知る限り、
40〜50万人がドバイ人で、
200万人が外国人。

それにさらに
観光客(外国人)が
年間1000万人以上います。

1000万人は、
日本に訪れる外国人の数なので、

埼玉県くらいの大きさのドバイに
日本に訪れる外国人の数が
ドッと押し寄せていることになります。

なぜ多くの人が
来るようになるかというと、

単に観光客をもてなす国
ということだけではなく、

ここで投資やビジネスする人も
労働する人も
観光客同様に優遇しているということです。

経営・マーケティング的にとらえると
「プラットフォーム戦略」と言います。

「みんなが得する広場を作る」
と言う考え方です。

観光客が来たら、
その収入をドバイのホテルやレストランだけでなく、

外国のホテルやレストランもドバイに来て、
ここで稼いでもらっていいですよ、
ということになってます。

自分たちだけで、
自国だけで儲けようとしていない。

「他の国の人や会社も来てもらって
あなたも潤います」という戦略のため、
多くの人がやってくるんです。

そして、たくさんのホテルやレストラン、
他に様々なビジネスがやってくれば、
それだけドバイの魅力が高まります。

好循環です。

「あなたが儲かれば、
こちらも儲かる」の好循環
ということですね。

ビルやショッピングセンターなど
不動産家賃もそうですね。

外国から来てもらうと
所有するドバイ人は儲かる。

他国の会社や労働力を入れないのではなく、
むしろ呼び込むことで、
魅力を高め、集客力を高めていく。

そして、
ドバイは無税の国です。

所得税も
法人税も
固定資産税も
消費税も
相続税も無しです。

あるのは、
宿泊税(笑)

ここはちゃっかりしている。
外国人からきちんと取ってる(笑)

利益を自国だけでなく
他国の企業と分け合うことで
より豊かになっていく
ドバイの「プラットフォーム戦略」のお話でした。

日本も今後道州制になるんだから、
道州の首都は外国を優遇するフリーゾーンを作り
そこだけ自由にできるようにすればいいですよね。

また既得権益を守りたい
保守層の反対でダメかな?

ドバイの真似はできないのか?

われわれに日本人も
今後について
もっと真剣に考えた方がいいですよね。

それでは、
今日はこの辺で。

佐野芳己(サノヨシキ)

現代版「アラジンと魔法のランプの国」のフリー戦略

 

こんにちは。

自宅サロン・個人サロンなど
サロン経営者・セラピストのための

スクール開業・集客支援コンサルタント
佐野芳己(サノヨシキ)です。

こちらアラビアン・リゾートの国、
ドバイへ到着、
2日目の朝を迎えました。

ドバイの朝、ホテルにて

ドバイへ来る前も、
非常に慌ただしく、
こちらに来て、ようやく一息入れている所です。

12月の9日〜10日は
毎月恒例のビジネス合宿で
伊豆今井浜にいて、
(健康ビジネスのビジネスアイデアが
いくつか進みました)

11日は東京にいて2件のコンサルティングと
1件のミーティング、

そして、12日は、
国の助成金を活用した
ビジネスマチッチング交流会で
つくばにて中小企業3社と面談、

つくばから自宅に戻って、
旅の用意、

その時、
妻の母が病院に入院していたんですが、
容態が悪くなったので、

もしかすると最後になるかもしれないと
病院まで会いに行き、

そして、その後羽田空港に行って、
ドバイに飛び立ちました。
慌ただしい〜 (>_<)

さて、ドバイ。

来てみて驚くのは、
やはりそのスケールの大きさと

そして、
そのすべてが自然発生的にではなく、
突然作りだされたもので、

ディズニーランドや
ユニバーサルスタジオのような
摩訶不思議な人工的な不自然感が
漂っています。

不思議。

ある人は、
ハワイとニューヨークと砂漠を会わせた街、
と言いますし、

僕は、
巨大なディズニーランドのアラブ版か、
現代のアラジンと魔法のランプの国、
といったところです。

別の言い方をすれば、
動かない豪華客船。

昨日も、
5つ星ホテルのプライベートビーチに行ったら、
マットにタオルを敷いてくれるんですが無料、
もちろんチップもいらない。

ドバイビーチ

そして、
アイスキャンディーを売りに来た黒人がいて、
我々にアイスキャンディーを差し出します。

で、実は、
このアイスキャンディーも無料でした。

みんなにアイスキャンディーを
無料で配って歩いているだけ。
ビックリしました。

シャワーを浴びれば、
タオル、バスタオルはもちろん無料ですが、
500mlのミネラルウォーターも無料。

すごいフリー戦略です。

ホテルやレストランで高い費用を取っているので、
その他のことはすべて無料です。

どこをサービスにして、
どこから収益を得るのかという
ビジネスモデル的に
非常に参考になりますね。

またドバイを一言で言うと、

エメラルドグリーンのキレイな海と
巨大なビル群、
そして砂漠。

ここに、
ヨーロッパ、アジア、アフリカの
ある程度お金を持った人たちがやってきます。

ヨーロッパ、アジア、アフリカの
ハブ地点と言うわけです。

この国の位置も
成功の要因をなしていますね。

しかし、不思議だなあ。

イスラムの国なのに、
ホテルはクリスマス色に染まっているし、

アルカーサホテルロビー

ショッピングセンターでは
クリスマスのモノをいろいろ売ってます。

ここは
ドバイ人が主人公ではなく、
お客様、つまり外国人が主人公の国。

ビジネス的に言うと
「顧客第一主義」が徹底された国
言えますね。

かつて、
「日本はモナコを見習え」
と言った人がいますが、

今、
ドバイから学ぶことも多そうです。

さて、もう少し、
視察を続けます。

佐野芳己(サノヨシキ)